マトスポブログ
サハラマラソン参戦記録 vol.7(全4ページ)
H田さんに先立ち、チェックポイントを後にする。次のチェックポイントまでは14.5kmで、この日一番の長丁場だ。
チェックポイントを出てすぐの住居群を脇に見ながら、山沿いに進路を西にとる。
山沿いの干ばつ地帯をひたすら進む。コース自体はそれほど厳しくはないのだが、風がなく日影も無いので暑さでジリジリと体力を奪われる。
ひび割れている地面
気の利いた道標
ちなみにこのひび割れた地面は乾燥によって硬くなっているのかと思いきや意外とクッションがある。
そしてこの歩き心地には覚えがある。農家である実家の畑の畝だ。そこを歩いた際の感触によく似ているのだ。
小さい頃、父親に畝を踏むなとよく怒られたものだ。
さて、涸れ川から第2チェックポイントまでは一直線のはずだが、地平線を見ても目印になる地形を視認できない。
日差しは強さを増し、気温もどんどん上がっていくのを感じる。
しかし、オフィシャルカメラマンの目の前を通過する際は写真を撮られるため、涼しい顔で余裕の私を演出。ははは・・。
ちなみにどこからか望遠でも撮られていたらしく、こちらは必死の形相。作り笑顔とのギャップが酷い。
余裕の演出
必死の現実
相当な暑さではあるが、昨日すでに47℃を経験したため精神的にはタフになっている。
小さな砂丘群を越えると、すぐそこに第2チェックポイントが見えた。
第1チェックポイントを出て3時間程であった。