マトスポブログ

大会レポート/そでがうらサマーサイクルロードフェスタ2021

2021年7月17日(土)、袖ヶ浦フォレスト・レースウェイにて第9回目となる「そでがうらサマーサイクルロードフェスタ」を開催いたしました。

昨年はコロナウイルス感染拡大に伴い開催中止を余儀なくされましたが、今年は様々な感染対策や参加者人数の制限などの検討を重ね、社会情勢の変化や状況を見ながらの開催となりました。このような状況下に加え猛暑の中ではありましたが、参加者総数延べ733名の選手がコースをのびのびと走り抜けました。

午前中は定番で一番人気の120分エンデューロから始まり、400名の選手がそれぞれの力量に合わせて走りました。その後中学生、各年齢別アンダー種目とレディース Supported by FOOTMAX 、小学生チャンピオンのロードレースを行いました。学校行事の中止や延期など部活動も思い通りにできない子供たちではありますが、この時とばかりに親御さん達の前で白熱したレースを見せてくれました。

午後からの種目は例年のクリテリウムではなく、レベル別のエンデューロ形式としました。レース序盤でメイン集団を離れてしまった選手や、パンク等でメカニックトラブルになってしまった選手でも規定時間を走り続けることができるよう、いつもとは思考を変えた内容といたしました。
また、コロナ禍のレースにおいて無理をしないで完走を目標とする考えを持っていただくということも目的といたしました。
「いつもと違う気持ちで、逃げにチャレンジしてみた!」「最後まであきらめずに走り、トレーニングにもなった」などの様々な感想をいただき好評でした。


参加者統計


[レースレポート] おっさんずカップ Supported by ミトロング-V

暑さのピークの時間帯、「おっさんずカップ Supported by ミトロング-V」が15時にスタート。
エントリー数35名+当日エントリー数3名の合計38名で45歳以上のおっさんのレース。
参加者リストを見ると、常連のあの選手、えっ!?と目を疑うようなビックな現役競輪選手2名、そして元ロードプロ選手の名前も連なっていました。

マトリックスパワータグの選手5名となるしまフレンドの平林選手の合わせて6名の招待選手を先頭に周回を重ねていきます。
2周目、30名の集団となり、ペースは3分30秒。安定したペースでレースは淡々と進みます。3・4・5周目と2名が脱落し28名の集団での走行。30分間のエンデューロなので、集団から遅れても時間いっぱいは走ることが出来ます。
周回完了時点で18分30秒経過し、同じペースであれば残り4周と予想。
6・7周回時は1名ずつ脱落し、8周回時には10秒ほどペースが上がり23名となり最終周回に突入。時点で招待選手はお役御免。

  

一定ぺースでの走行で落車はゼロでした。
参加選手同士の争いは、徐々にペースアップ。それに耐えきれない選手がぽろぽろと集団から遅れていきます。 コーナーまでTOP争いをしたのは半分の12名ほど。
ラスト200mの緩やかな直線の登りでまず先に仕掛けたのは藤上選手(H.C.C)。阿南選手(内房レーシング)、小林選手(RinRinRacing)の2名がすぐさま反応。

争いは3名に絞られる。
ラスト100mでまくりにかかった小林正樹選手が、最後は2人を大きくかわしてゴール!
周回は3分3秒と時速48kmオーバーとかなりのペースで駆け抜けました。
元ロードプロはDNS。現役競輪選手2名の豪快なスプリントは残念ながら見られませんでしたが、無事にゴールし、おっさんずカップは終了しました。


出店ブースのようす

出店社様:WAKO’S(株式会社和光ケミカル)/スポーツキッド(株式会社ウィズキッド)/ATHLETUNE(株式会社隼)/wahoo/AirFly(3RUN)/Project-K/つじトレーニングジム(ミトロング-V)/伊藤園 ※順不同、敬称略


参加者の声

貴重なご意見・ご感想をいただき、誠にありがとうございます。CRRAおよびマトリックス一同、お一人ひとりの声を次大会に活かせるよう尽力してまいります。

まずは、昨今の不安定な情勢の中、感染症対策を厳重に行い、そでがうらサマーサイクルロードフェスタを開催して頂きありがとうございます。
私は男子120分エンデューロに参加させて頂きましたが、プロ選手による牽引や、走行前の講習、周回遅れの誘導、落車時の対応など、様々な面において、特に不備はなかったかと思います。ただ、私事で申し訳ないのですが、年代別特別賞が3位までだったらなと思う事がありました。次大会も参加予定なので、絶対に勝ちたいと思います。
全体を通して、貴重な経験ができ、安全に走れて学ぶことも多かったので、この大会に参加して良かったと思いました。とても楽しかったです。本当に開催して頂きありがとうございました。

コロナ禍でイベント中止が相次ぐ中、こんなガチレースを組んでいただきご馳走様でした♪
自分も仲間たちと大人数のライドイベントを企画した身、開催の難しさはよくわかります。web利用で書類発送の簡略化などよい手本ですねこれからも頑張ってください。

今年はコロナ感染対策の観点から表彰式、プレゼント企画などがなくなってしまった点は残念でしたが、それ以外は例年と変わらない開催ができていたのでいつも通り楽しむことができました。
レースの結果は散々でしたがいい経験になりました。今年は開催してくださりありがとうございました!

そでがうらフォレストレースウェイのコースはサーキット場ということもあり、路面も綺麗でとても走りやすいコースでした。
前回に引き続き、今回もマトリックスの選手と一緒に走る事ができて、とても嬉しい気持ちで走れました。プロ選手と走る機会などないのでのキツイですが、とても楽しく走る事ができました。レース終了後プロ選手全員ではありませんが、お礼を伝えたところ笑顔で返答してくれました!

レースではスタートラインに並んだもののスタート直前にチェーンが外れ、スタートできない事態となりました。しかしスタートのカウントダウンが始まりレースはスタートしてしまいました。
機材トラブルもレースの内であることは重々承知しておりますのでそのことは気にしておりませんが、スタートラインに子供とスタートコミッセール?の方が残ったままスタートが切られてしまいました。せめて安全なコース外に避難できる時間でもスタートを遅らせていただけなかったかなと思います。

今回ソロエンデューロは初参加でしたが、手続きから当日の会場まで、どうすればいいのかわからなくて困ったということがありませんでした。お陰様でとてもスムーズに参加することができ、楽しめました。
麦茶の無料配布も非常に助かりました。友人にも参加をすすめようと思います。

整列するのが遅くなって、後方からスタート、いつもなら20-30分ほどでマトリックスの先頭ひきが終わって緩むがそれがない。なので、前方に上がるのも大変。1時間くらいしたらだいぶ先頭集団の人数も減って安定したものの、結局最終周前までマトリックスの牽引でした。
高速レースで楽しかったですが、ちゃんと早く整列しておくべきだった。

マトリックスが先頭を引くのはよいのですが、逃げている選手の前を引くのどうかなと思いました。
また、暑さ対策に麦茶はとてもありがたいです。あとコスト上厳しいのは重々承知してますが、欲を言えば業務用扇風機などが数台あれば、熱中症になる方が減って良かったかなと思います。

場所がサーキットコースでとても良かった。
クラス分けも細かく分けており、マトリックスパワータグがコントロールしてくれ、時間もバランスが良かったと思う。

当日は暑く40℃近く温度も上がりへばりそうでしたがマトリックスの選手と走れる機会は滅多にないので最後まで頑張れました。
会場では無料でお茶の配布もあり助かりました。ただ夏のレースだとやはり選手も運営者も熱中症が懸念されますのでミストだったり何か涼しくなるようなものがあると助かります。


参加者使用アイテム アンケート結果

アンケートにご協力いただき誠にありがとうございました!


上位3位入賞者

120分エンデューロ 男子
1位 銀山 耕一
(30代)
Roppongi Ex
2位 高岡 亮寛
(40代)
六本木エクスプレス
3位 大友 守
(30代)
ARCCレーシングチーム
120分エンデューロ 女子
1位 今村 桜子 内房レーシング
2位 幸城 はるか ワオキツネザルと一緒
3位 海老澤 芽依 サイコサイクリングユニオン
中学生
1位 穴澤 桜晴
2位 水上 央渉
ブラウ・ブリッツェン
3位 都丸 藍音
COW GUMMA
アンダー12
1位 大道 修造
ブリッツェン☆ステラ
2位 大渕 要
祥南小学校
3位 富樫 悠太郎
Avenir YY
アンダー9
1位 成瀬 奏音
2位 出戸 哲平
3位 花島 聡太
Avenir
アンダー6
1位 植村 賢惺
2位 藤ノ木 修
3位 出戸 哲彦
レディース Supported by FOOTMAX
1位 今村 桜子 内房レーシング
2位 岡本 彩那 ブラウ・ブリッツェンU15
3位 筒井 楓 Team 山登
小学生チャンピオン
1位 成瀬 謙汰
2位 藤本 琉生
CycleDNA
3位 大渕 要
祥南小学校
ビギナー
1位 坂井 翔真
(10代)
内房レーシングクラブ
2位 三田村 宜幸
(30代)
トレック
3位 北田 好克
(40代)
ミドル
1位 青木 逹徳
(30代)
2位 西川 正隼
(30代)
ウィンディー筑波
3位 堀口 誠
(30代)
宮野木自転車漕走会
エリート
1位 渡邉 和貴
(10代)
pxa cycling
2位 遠藤 優
(30代)
六本木エクスプレス
3位 大森 虹亮
(10代)
BMレーシングZUNOW
おっさんずカップ Supported by ミトロング-V
1位 小林 正樹
(40代)
RinRinRacing
2位 阿南 大介
(40代)
内房レーシングクラブ
3位 藤上 敏彦
(40代)
H.C.C

WEB記録証

LAPCLIPでは「WEB記録証」の発行も実施しました。大会出場の記念にぜひご利用ください。※全種目対応


ご協賛各社や大会関係各位をはじめ参加者の皆様や応援の皆様のご協力もあり、開催後の二週間含め無事大会を終了することが出来ました。
まだまだ油断ならない状況ですが、コロナ禍でも開催できるスポーツイベントとして一歩ずつ踏み出し、創意工夫を重ねてより魅力的で皆様に愛される大会をつくってまいります。