マトスポブログ

フレームの名称を知ろう!

自転車って耳馴染みのない用語が多いと思いませんか?
「あれ?お前、○○変えたの?」「お、おう!そうそう○○ね!ちょっと変えてみたんだよ」みたいな知ったかぶりをしたことありませんか??私はあります!!
キリッと断言してみたところで、何の自慢にもなりませんので、これを機に自転車のパーツや機能について「超」基本的なことから見直してみよう!
ということで今回は自転車のフレームの名称についての特集してみようと思います。


フレームの形

現在、ほぼすべてのフレームがシンプルなダイヤモンドフレームと呼ばれる形をしています。
複数のチューブで構成され、一般的にフレームとフロントフォークを合わせてフレームセットとして多く販売されています。
上の写真はフレームにタイヤやブレーキなど、走行に必要な部品を揃えたいわゆる「完成車」です。


フレームの名称

それではショップに行ったときなどに困らないよう、各部名称を見ていきましょう!

トップチューブ:
自転車のフレームで上側にある、ヘッドチューブの上部とシートチューブ上部を繋げるチューブ(パイプ)。

ヘッドチューブ:
自転車のフレーム前面にあるチューブ。フロントフォークを挿し込み固定する。

シートチューブ:
サドルを挿し込み固定するチューブ。一般的にこのパイプ長さがフレームの大きさとして扱われ、後述のボトムブラケットの中心(センター)からシートチューブの上端(トップ)までの長さでフレームサイズを決める、センタートップと呼ばれるフレームサイズが多く採用されているようです。

ダウンチューブ:
ヘッドチューブとシートチューブの下端を結ぶチューブ。

BB(ボトムブラケット)シェル:
フレームの前三角と後三角の下側の接合部分で、この部分にボトムブラケットシェルを接合する。自転車のクランク軸周辺を指す用語として、略してBB(ビービー)と呼ばれます。
下の写真は完成車なのでクランプが装着されていますが、無い状態の部分を指します。

シートステー:
フレームの最も後の部分にあたる箇所。シートチューブの上端からリアエンドに繫がる左右2本のバー。

シートステーブリッジ:
シートステー上部においてシートステーを連結している管または平板などのこと。剛性の向上やブレーキの固定に使用されたりします。上ブリッジとも言われます。

チェーンステー:
フレームの最も後の部分にあたる箇所。シートチューブの下端からリアエンドに繫がる左右2本のバー。

フロントフォーク:
ステアリングコラムと呼ばれる軸部で回転可能にフレームに支持され、ステアリングコラムの下端に前輪軸の両端を固定するブレードまたはレッグと呼ばれる部材が接続されたものです。
大きく、リジッドフォークと呼ばれる固定されたものと、マウンテンバイクなどで使用されるサスペンション機能を持つものに分類されます。

ステアリングコラム:
一般的に二股になっているフロントフォークを、クラウンと呼ばれる部品で繋いでいるハンドルを支えるステムまで伸びるパイプ。
ハンドルの高さを大幅に変えたりするときなどは、ステアリングコラムをカットして、ハンドル位置を下げ方法があります。

いかがでしたでしょうか?
厳密に言うともっと細かい部分の名称もあったり、詳しい人からすれば突っ込みどころもあるかもしれませんが、とりあえずここを押さえておけば!というところはカバーしているつもりです。

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